TRPG「一人炎に立ち向かう」 メモ

年末年始自粛で時間があったので、新クトゥルフ神話TRPGスタートセットに収録されているソロシナリオ「一人炎に立ち向かう」をプレイしてみました。記録として残そうと思います。

 

キャラクター

練習用のシナリオなので、オーソドックスなキャラメイクを心がけました。運命のダイスロール。結果、STR, CONはいまいちですが、POW, DEX, INT, LUKはかなり優秀です。小柄で病弱、非力だが俊敏で、教育レベルは低いがメンタルが強い、というキャラで、職業としては聖職者でしょうか。

 

名前:キレー・エンドウ

年齢:28

職業:聖職者

背景:生まれてすぐに孤児院に拾われ育てられた。病弱だったため、里親に巡り合うことはできなかったが、敬虔な信徒であり、進学を諦めて信仰の道を歩んだ。現在は生まれた孤児院を離れて、大教会で修行中の身。一般的には不幸とされる境遇であるが、本人は全く反対に、現在の生活(豊かではない)に満足しており、全ての出来事は現在の信仰の道のために必要だったと考えている。

彼は、彼の教会がある街の周囲で、様々な超常現象が発生していることを知る。街の人々は、ある恐ろしい邪教との関係性を疑っているようだ。彼は平和な街が脅かされていること、その結果として市民の信仰心にゆらぎが生まれていることが許せない。彼にとっては神が唯一神なのだ。正義感に駆られた彼は街を救うために行動を始める。

 

能力ポイント

STR(筋力):40 ハード:20 イクストリーム:8
CON(体力):35 ハード:17 イクストリーム:7
POW(精神力):75 ハード:37 イクストリーム:15
DEX(敏捷性):75 ハード:37 イクストリーム:15
APP(外見):50 ハード:25 イクストリーム:10
SIZ(体格):55 ハード:27 イクストリーム:11
INT(知性):80 ハード:40 イクストリーム:16
EDU(教育):55 ハード:27 イクストリーム:11
幸運:80

SAN(正気度):75
イデア:80
知識:55
耐久力:9
MOV(移動率):8
マジックポイント:15
興味技能ポイント:160
ダメージボーナス:0
ビルド:0

 

技能ポイント(職業技能合計220、興味技能160)

 聞き耳 55(75)

 威圧 35(50)

 言いくるめ 20(25) 

 心理学 50(60)

 信用 30(30)

 図書館 30(50)

 

 追跡 30(40)

 外国語 40(40)

 手捌き 20(30)

 魅惑 40(55)

 鍵開け 30(31)

 

 信仰心は豊かですが少々闇のあるキャラのようです。どうして鍵開けなんかできるんですかね、、、教会での彼の立ち振る舞いが気になります。

 

シナリオ展開

 新しい仕事のためにアーカムに向かう。普段は教会の中で暮らしているので、市井の人々の生活を見るのは久々だ。

 おそらく超常現象については、教会も問題視しており、キレーを送り出したのだろう。この問題の解決は教会内での出世のために必要なものだ。

 

263

 キャラメイク。すでに済ませてある。

 

 SIZ 55 で荷物を棚に置くには十分な身長がある。

 

38

 キレーは苦戦しながらも荷物をあげる。

 「おそらくアーカムの住民はもっとうまくやるのだろう」

 

233

 バスの車窓から見えた教会の尖塔は、キレーが青春を過ごした思い出の地だろう。キレーは思い出とともにアーカムをめざす。

 

134

 バスに乗車中に突然のDEXロール

 DEX 1d100=42 成功

 

261

 トラクターを避けるためにバスが急転回

 大きく揺れたが、DEXロールの結果により被害なし

 

71

 職業はここで選択するモノだったらしい

 今回のキレーの目的からして私立探偵の目的と一致するだろう。

 

249

 運転手に目的は話さなかった

 

128

 技能ポイントチュートリアル

 

144

 ある丘の上の村に差し掛かったタイミングでバスにトラブル

 心理学 1d100=32 成功

 ハード成功が必要だった

 

194

 バスがトラブルになり、一夜を明かすことになった。運転手は村の人が部屋を貸してくれると紹介をしてくれた。

 運転手はどこに宿泊するのだろう。キレーは彼が信用できない

 

251

 運転手は宿泊先のあてがあるらしい

 

267

 どうやらホテルのようだ。質素な建物だが小綺麗な看板がかかっている

 

 ホテルの主人が話すお祭りとはなんだろう。街中にはそれらしい雰囲気はなかった。

 

21

 どうやら信号塔に明かりを灯して厄払いを行うようだ。

 珍しい祭りだが、田舎の村には珍しい風習がある。明後日の夜まで村にいるつもりはない。今晩中に街中は見ておこう。可能なら信号塔を。

 

75

 すっかり暗くなっていたようだ。ランタンを借りてきたのは正解だった。

 

86

 不気味な人影がある。

 キレーは教会内での出世のためには手段を選ばない人間だが、一般人が危険に晒されるのは許せない。

 

121

 追跡 1d100=70 失敗

 

130

 土地勘がない場所での追跡は現実的ではない

 キレーは難しいことは理解しつつもかなり不服そうな顔をしている

 

63

 ルースという少女に怪しいところはない。

 

154

 炎の夢を見た。不気味だ。

 

166

 この建物には水道が通っていない

 質素だったが良い宿であった。

 

192

 バスの運転手もバスも消えていた

 どうやら明朝に街を立ったようだ

 キレーは憤慨したが、3、4日はこの村にいる必要があるようだ

 

218

 幸いホテルに荷物を預けられた

 主人の言うことが正しいなら馬車の手配が可能な人を探すのだろう

 

 街の教会に尋ねてみよう

 同業者なら話は伝わりやすいかもしれない

 

34

 教会は朽ち果てているが、一部は探索可能なようだ

 

25

 一度ホテルの主人の言うとおり役場に行ってみよう

 

84

 午後から出勤とはいい身分だ

 

25

 金属の構造物が気になる、いってみよう

 

57

 なるほど、これが信号塔か

 祭りの準備が進められているようだ

 目星 1d100=16 成功

 

69

 東から北西、信号塔の近くの建物は耐火性

 西と南西の建物は木製

 

25

 東側の街道を調べよう

 

115

 東側の街道沿いの住民がいた

 幸運 1d100=08 成功

 

127

 住民が示した仕草が気に掛かる

 話を聞こう

 

142

 男は崖の中の空間に入って行った

 手招きをされた際に敵意は感じなかった

 

191

 正気度ロール 1d100=05 成功

 男はフードをめくった

 

199

 男(アーボガスト)の顔は炎で焼かれたようだ

 トラブルで足止めをされただけである

 

214

 運転手が断りなく去ったことは本当に偶然だったのだろうか

 

221

 アーボガストの話は支離滅裂で、狂気に陥っているように感じる

 苦しんでいる彼を救うことが、神の御心ではないか

 村人と彼の間に何があったのか

 

245

 アーボガスト曰く、現在の村人は過去の出来事(火災)を知らない

 話に出てくる古の言葉とはなんだろう

 

259

 キレーはアーボガストに同情をし、彼を救うために必要なことをしたいと考えている

 この感情は本当に真実だろうか、たまたま訪れたこの街の出来事を通して、世界の真理に迫りたいだけではないか

 

 アーボガストに会いたくなったタイミングで、番号に+20した番号に飛ぶ

 

160

 オスシピーに向かう目的は、キレーの中で薄れつつあった

 

25

 十分に探索を終えた

 

 ルースの警告は何故だろうか

 アーボガストの言う通り、私に重大な危機が迫っているのだろうか

 メイには内緒で、ルースに聞いてみよう

 

 お祭りは怖い、、、?観光客がくるのではなかったのか

 

22

 現在は昼過ぎ、腹も膨れた

 村の役場に行ってみよう

 

11

 今晩も村にいるのであれば、

 急いでウィンタースに会う必要はなさそうだ

 掲示板を確認しよう

 

17

 子供たちの描いたであろう不思議な絵が貼られている

 目星 1d100=20 成功

 

30

 窓のそばの床板が新しいことに気づいた。

 火災によるモノだろうか

 

37

 役場の職員のウィンタースが現れた

 

43

 感じのいい人だ。何か知っていることがあれば教えてもらおう

 

49

 ウィンタース氏は何か変わった信仰を持っているのだろうか

 少なくともキレーの信仰とは違う

 そういえばすでに教会は朽ち果てていた

 

56

 修理のスタッフに同乗するのはいいアイデアだ、是非乗せてもらおう

 40年前の火災が気に掛かる、図書館で調べ物は可能だろうか

 

68

 この街の歴史を調べよう

 

74

 アブナキ族はこの地域の先住民で、この村がある丘は聖地だった

 英国植民地軍は先住民を追放した。

 アブナキ族はこの地には住んでいなかった。それはこの地が定期的に炎に包まれるからでないか。それを抑えるために行われている儀式が、「祭り」ではないか。

 

99

 ウィンタースは出ていってほしそうだ

 信用 1d100=3 成功

 

111

 まだ調査が可能だ

 目星 1d100=69 失敗

 

124

 十分な調査はできただろう

 すでに時刻は夕方だ

 

180

 夕食を食べた

 アーボガストに会いに行こう

 

200

 アーボガストは監視されていると言った

 

169

 アーボガストは、どうやら過去に失敗に終わった業火のイベントを再度起こすようだ

 村人たちは「祭り」で生贄を捧げることで防ごうとしているのだろうか

 キレーは悩む、どちらも人が死ぬ、後者はキレーが死ぬ可能性もある

 しかしキレーは世界の真理に迫りたい、神が創造したこの世界を知ることが自身の使命だと思い始めていた

 

175

 アーボガストから詠唱を学んだが、最後の手段とのことだ

 

 その際には+10したセクションに移動

 

188

 何者かにアーボガストが襲われた

 回避 1d100=36 失敗

 

203

 アーボガストの悲鳴が聞こえるとともに、殴られたような衝撃を感じた

 ダメージ 1d6=4

 耐久力 9→5

 

45

 どうして部屋に戻っているのか、、、何があったのか全くわからない

 

64

 ひとまず朝食を食べた

 昨晩の記憶が曖昧だし、非常に疲れている

 もう少し休みたい

 

78

 概ね情報は整理できたが、「祭り」に関してのみわからない

 調べる必要がある

 

29

 人目をしのぶために、崖沿いを進んでいる

 俊敏であるため、足場が悪くても進めそうだ

 

42

 信号塔を見張れるポイントにやってきた

 

61

 村人も「祭り」を望んではいないようだ

 

120

 昨晩どうやってホテルに戻ったのだろう、レドベターは怪しいのではないか

 

83

 レドベターの部屋は荒れている

 目星 1d100=94 失敗

 

89

 これ以上の散策は無用だ

 

120

 「祭り」とはなんなのか、改めて調べる必要があるだろう

 

126

 再度調査がする機会を得られそうだ

 

133

 目星 1d100=76

 ボーナスダイス 1d10=1 成功

 

147

 本棚の裏側を調べよう

 信号塔を監視できるかもしれない

 

153

 明かりを照らさないとわからないが、開けることは危険だ

 しかし情報は必要だ

 

165

 図書館 1d100=17 成功

 

177

 赤い三角形の描かれた箱

 「天界の炎の招来」

 「天界の炎への命令」

 おそらく将来はすでに知っているモノだろう、命令を覚える

 

202

 覚えた

 必要な時に、+50をしたセクションに移動すること

 

207

 DEX 1d100=57 成功

 

213

 なんとか無事に逃げられた

 

120

 すでに3つの行動を済ませた

 

98

 キレーは足が早い、追跡者から逃れるには走るのが一番だろう

 

164

 教会の中に追い込まれた

 まだ諦めない

 

176

 STR(ハード) 1d100 失敗

 

183

 もうだめだ

 

108

 怪しい液体は受け入れられない

 

113

 牢獄の中にいる

 なんとか逃げなければ

 

205

 すでに夕刻、、、これからどうなるのだろうか

 

27

 信号塔に連れて行かれるようだ

 

117

 少女の顔が近い、生贄への餞別だろうか

 APP 1d100=09 成功

 

10

 姿が隠れるくらいまで炎が上がったら、逃げられると少女は言った

 

18

 いよいよ火がかけられようとしている

 

33

 バスの運転手もレドベターも全てがグルだった

 大きな陰謀が動いていたが、確かに信じられる情報もあったはず

 

40

 炎に包まれつつある今が詠唱の時だ。

 アーボガストより学んだ詠唱を唱える

 

50

 咳き込みながら、なんとか呪文を唱えた

 

270

 業火END

 

キレーは全てを燃やし尽くす業火を呼び覚ました。

それは40年前に呼び起こされたモノであり、

村人たちが毎年続けていた負の連鎖の元凶となったものだ

 

ただこれで良かったのだ

古の先住民たちはこの炎を再生のための事象だと考えていた

自身の詠唱によって元の形に戻っただけだ

 

自身が終わらせたのだ

これは救済であり、神の御心である

 

 

感想

と言うわけで全滅ENDとなりました笑

持っている人は付き合わせて確認してみてください

 

今回のキレーですが、半分焼けただれた男であるアーボガストの話にかなり引っ張られています。キレーは探索の中で、アーボガストの救済を行うこと、世界の真理に迫ること、が大きな目的として設定され、それを覆すだけの情報を得られませんでした。

 

個人的にはこのエンディングは満足です。

また別のキャラでもやってみたいですね(今度は目星にしっかり振りたい)

チュートリアルでここまで楽しめるとは思いませんでした。

 

皆さんも是非試してみてください。

【備忘録】体調不良の経過

4年ぶりのブログの更新になります。

 

さて、突然に本題に入りますが、最近体調がよくありません。7月末に溶連菌の陽性が出て、先週さらにウイルス性の結膜炎の陽性が出ました。両方とも子供が発症する病気で、恥ずかしい限りです。今回はその経過と、結膜炎にかかって分かったことをまとめておこうと思います。

 

<経過>

7月29日 激しい喉の痛みが発生。頭痛や倦怠感などの風邪の症状あり。

7月31日 内科を受診。溶連菌の診断あり。抗生物質服薬開始。

8月 2日 抗生物質の服薬で激しいのどの痛みは改善。一方で喉が軽くカラカラ。穏やかな風邪の症状は継続。 

8月 4日 症状は継続。涙が流れる感触が午後から発生。この日の晩に目が赤くなっていることに気づく。この時点で軽いかゆみ。

8月 5日 朝起きたタイミングで大量の目やにが出ていることにb気づく。目のかゆみが発生。夕方眼科を受診。溶連菌からくる結膜炎を疑われたが、検査の結果アデノウイルス陽性。点眼薬処方。

8月 7日 改善の兆しは見られず、この日の夕方に症状はピーク。かゆみが激しい痛みに進行。瞼のはれ。視力の低下(視界のぼやけ)が発生。風邪の症状も発生。

8月10日 風邪の症状は改善。結膜の赤みが薄くなった印象。痛みと、瞼の腫れ、視力の低下が継続。

8月11日(本日) 痛み、瞼の腫れは穏やかに。視力の低下は継続。テレワークをするもPCの文字がうまく読めない。

 

<今回の体調不良で感じたこと>

・連続する遠征は慎んだほうがいい。(この体調不良の前に出張、旅行が連続していました)

・溶連菌は喉の痛みが強く出るのが特徴的。普通の風邪とは全く違う。

・ウイルス性の結膜炎は地獄。特に目薬を差すときが激痛はトラウマ級。

・目に問題があると何もかもがおっくうに。視力が低下するとPCすら触れない。

・慢性的な風邪の症状から解放されると明らかに体が軽い(幸せ)

 

本ブログ更新時点で、視力は大幅に低下していることがメインの症状になっています。かなり不便ですが、自宅PCのモニターの文字であればギリギリ読めます。(職場ラップトップはかなり厳しいです。)

 

今回溶連菌と結膜炎を立て続けに患いましたが、結膜炎のほうが圧倒的にきつかったです。

なにより結膜炎の原因となったアデノウイルスは、現状ウイルスを除去する薬が存在しないとのことで、症状を和らげる点眼薬を使用しつつ、自然治癒で完治まで2-3週間耐えるしかないというえぐい病気でした。

結果的にお盆の三連休に自宅から一歩も出る気にならなかったので、だいぶ弱っていました。

薬ですぐに治る病気は幸せです。

 

こんなところでしょうか。ここまでガラガラと体調を崩すのは人生の中で初めてで、記録は価値があるでしょう。来週は夏休みです。ゆっくり休もうと思います。

 

以前更新した際はまだ学生でした。随分時が流れたものです。

過去の文章を読み直して恥ずかしくなるのかと思いきや、すっと文章が入ってきました。過去を見て恥ずかしくなる現象は、当時から自分が変わってしまっているからだと思うので、この四年間は環境こそ変わったものの、物事に関する価値観は変わっていないのでしょう。

 

 

 

 

実家飯

現在山形の実家に帰省しております。全部忘れてダラダラすることがどれだけ人生に重要であるのか身にしみます。

 

まー山形なんて何も無いんですが、食べ物だけは本当に美味しいです。一個一個の素材のクオリティが違います。昨日は家族で10年ぶりぐらいにバーベキューをしまして、生まれた時にいた家族が今もそのまま(兄嫁と甥は帰省中でした)というのが不思議でしたね。お酒は飲みすぎました笑

 

今日はきときとマルシェという地元のイベントに行って、寂れた地域にこんなに活力があったのかと驚きましたね。昼はお寺で蕎麦を食べました。1300円であれだけ食べられるとは...山形来た際は紹介します。

 

夕飯はコロッケと鮎の塩焼きでした。帰省すると美味しいものを山ほど食べるんですが僕の主目的は母親のコロッケです。特別なことは多分やってないんですが、揚げたてがほんとうに美味しいんです。コロッケ作るのが上手い人でないと結婚できません()鮎は地元の名産です。来年あたり友人誘って鮎の共釣りやりたいなーと思ってます。

 

食べ物の話ばかりでした笑。僕の休暇はこんな感じです。

カルテル・ランド

本日は人生で初めて下高井戸シネマhttp://www.shimotakaidocinema.com/)に行った。シネコンではないトラディショナルな映画館としては都内でも有名な映画館だとは聞いており、しかも自宅から徒歩圏内ではあるのだが、機会に恵まれず、初来訪が5年目になってしまった。なんでもっと早く通わなかったんだ......

劇場内は非常にシンプル。チケット窓口が一つ、チケットを確認するカウンターが一つ、自動販売機が二つ、あとはトイレとスクリーンがあるだけ。劇場は1行10席で15-20列ほど。今日鑑賞した作品では40席程が埋まっていただろうか。台風の影響か劇場内の湿度が高く、少々暑く感じた。椅子はスプリングが弱く、座席も低いので腰が疲れた。席は狭いのだが、脇の席は空いていたのでそれなりにリラックスして見ることはできた。スクリーンは小さかったが、予告編が終わった段階でカーテンが完全に開き、その差もあってか十分に大きく感じた。

 

本日見た映画は「カルテル・ランド」、メキシコの麻薬戦争についてのドキュメンタリー映画だ。

cartelland-movie.com

舞台はメキシコ中部の州とアメリカ南部アリゾナ州。簡単にまとめると、メキシコでは麻薬カルテルの横暴と無力な政府に絶望し、市民たちが武器を取る。その自警団は市民の支持の元勢力を拡大していくのだが、大きくなるに従って自警団自体がその性質を変えていく。

アメリカではメキシコからの麻薬の密輸を監視する有志による国境警備隊が立ち上がる。しかしその活動は大きく報道されず、孤独な戦いが続けられる。

 

全体を通して、メキシコの腐敗っぷり、麻薬ビジネスが国家全体に浸透していることが描かれていた。メタンフェタミンヒロポン)を化学的に作る人たちが、「俺は貧しい生活をしてきた。このビジネスで稼いで、海外に行って、もっとまともな職につく。」的なことを言っていたことが印象的だった。

自警団も、最初は機能するのだが、次第に本来の目的を見失なっていく。暴行、略奪が横行し、第二の麻薬カルテルになっていく。どんな試みも、結局巨大な麻薬ビジネスに飲み込まれていくのだ。主要な登場人物である自警団の創始者も、その役職を追われ、命を狙われることになった。どうにもやるせない気持ちになった。

 

疲れたのでこのあたりにしておこう。今回の映画で最近のフィリピンの件を思い出した。もう少し調べてここにまとめておく予定だ。

 

 

Today's Log

・昨晩仕掛けた測定のデータチェック

・先輩とのディスカッション

・昇温過程での再現性チェック

・アマゾンプライムビデオでReゼロ視聴

下高井戸シネマカルテルランドの鑑賞

・研究室に戻り降温過程での測定セット